「千人仏」プロジェクトと第一回レポート
「千人仏」プロジェクトについて
★昨年、ひょんなことから某企業の被災支援を担当している方に出会い、
「今、被災地に本当に求められているものは、モノでもなく、やってもらうこと、でもない。
自分たちが日々取り組むもの、集中できるやりがい、生きる目標なんです!、、(被災後、何もやることがないということが最大の苦痛なのです。)そこで絵画など、、」という話を伺いました。
帰宅後すぐに、、
・・ 仏と向かい合って心静かにデッサンするだけで修行に通じる、、心の交通整理にもなる、、、
「千人仏」プロジェクトやりましょう!と企画書を発送。
・・・絵画を教えること、教わることでの、心の交流は仏教の「法施」にあたるのでは?と。
(仏教徒というワケでもないのですが。)
また、全国各地の寺に奉納されている「千人仏」に倣って、
現代版「1000枚仏面・木炭デッサン」とし、完成したら美術館などに展示することで、
描いた方の家族も含め、みんなの喜びになるなと。
こういった趣旨に賛同いただいた某企業のご担当者、仏像専門家の宮澤先生、ワンピース倶楽部代表で大船渡がご実家でもある石鍋さん、化粧品のコレコ社長、足立社長、陸前高田の小野寺先生などなど多数の方々のお力を借りて今回の「千人仏」プロジェクトがスタートしました。
(千枚のデッサンが完成したときの作品タイトルは「千人菩薩教習楽面図」。
この絵の作者名には、先生たち、描いた方々、協力していただいた方々の名前が記載される予定です。)
★といってもまだ13枚、、あと987枚です。
ほんとに千枚にたどり着くのか~!?(-_-;)
・・・たどり着かせます!!
現在、現地へ教えに行ってくれる「先生」を募集中!
(残念ながら今のところ、交通費もすべて自腹。)
「先生」は難しいことをするわけではなく、ちょっとした歴史解説と木炭の使い方の説明ですので、
ご興味ある方はお気軽にご連絡ください!
レンジ
展示イメージCG合成写真
★第一回レポート★
3月26日、岩手県大船渡市で、
「千人仏プロジェクト」絵画ワークショップ第一弾が開催されました。
会場となった大立応急仮設住宅。
仏を描くなんて辛気くさい!と嫌がられるのでは、、、との心配もありましたが、
第1回目としては、予想をはるかに超える方々がご参加くださいました!
まずはかるく自己紹介&レクチャー。
絵画を教えること、習うこと、美術の石膏デッサンと東洋の仏像について、などなど。
木炭と練りゴムの使い方を説明して、さっそくスタート~
「絵なんて描いたことないし、はずかしいわよ~」と言いながら、どんどん手が動きます。
地元大船渡で美術教員をされている小野寺先生が、かけつけてくださいました!
完成した作品を並べて、講評会~
参加者のみなさん、ご自身の作品の出来栄えに爆笑コメント連発、、、大盛り上がりでした。
でも、
「はじめは絵なんて難しいと思っていたけど描いていてすごく楽しくて、
もっとやりたいと思った。参加してよかった。」
というまっすぐな感想をいただいて、やってよかった!と心から思える時間でした。
最後にみんなで記念撮影!
作品群。一枚一枚味わい深い作品となりました。これが1000枚集まったら、、、、、
すごいことになりそうな予感がします。。!
地元で協力してくださる美術の先生や、今後の展示会場なども募集・検討中です。
ご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひご連絡をお待ちしております!!
お問合せ:info@lukanose.com
~~大船渡市を訪れて~~
(海岸沿い。遠景に、津波に耐えた「奇跡の一本松」)
大船渡市内はいたるところでガレキの撤去や修復工事が進み、
ぱっと見はまるで、大規模な新興開拓地のような印象を受けました。
大船渡に来る前に、丸の内でやっていた「3.11以前」という写真展を観に行きました。
「被災地」「被災者」と呼ばれる前の、東北の風景や人々の営みの写真がずらりと並んでいました。
たった一日で押し流され、わずか一年で更(さら)地となった広大な土地を目の前にして、
その上にかつて存在していた家や商店、生活、日常に思いを馳せました。
(大船渡駅付近の一帯)
この日もがれき撤去のボランティアや被災地ツアーの姿をみかけましたが、
当初のショッキングな光景が消え去り、震災の「風化」を心配する声もあがります。
家や家族を失い、日常を取り戻そうとされている方々の気持ちが、
物理的な復興の中で置き去りにされることがないように。
絵画でなにができるか、と企画し、動きはじめた今回のプロジェクト。
風化を防ぐのは、復興に向けて前進する街を訪れる私たちの
「想像力」に他ならないと、強く感じた2日間でした。
webアルバムはこちら
(m.kaneko)
★昨年、ひょんなことから某企業の被災支援を担当している方に出会い、
「今、被災地に本当に求められているものは、モノでもなく、やってもらうこと、でもない。
自分たちが日々取り組むもの、集中できるやりがい、生きる目標なんです!、、(被災後、何もやることがないということが最大の苦痛なのです。)そこで絵画など、、」という話を伺いました。
帰宅後すぐに、、
・・ 仏と向かい合って心静かにデッサンするだけで修行に通じる、、心の交通整理にもなる、、、
「千人仏」プロジェクトやりましょう!と企画書を発送。
・・・絵画を教えること、教わることでの、心の交流は仏教の「法施」にあたるのでは?と。
(仏教徒というワケでもないのですが。)
また、全国各地の寺に奉納されている「千人仏」に倣って、
現代版「1000枚仏面・木炭デッサン」とし、完成したら美術館などに展示することで、
描いた方の家族も含め、みんなの喜びになるなと。
こういった趣旨に賛同いただいた某企業のご担当者、仏像専門家の宮澤先生、ワンピース倶楽部代表で大船渡がご実家でもある石鍋さん、化粧品のコレコ社長、足立社長、陸前高田の小野寺先生などなど多数の方々のお力を借りて今回の「千人仏」プロジェクトがスタートしました。
(千枚のデッサンが完成したときの作品タイトルは「千人菩薩教習楽面図」。
この絵の作者名には、先生たち、描いた方々、協力していただいた方々の名前が記載される予定です。)
★といってもまだ13枚、、あと987枚です。
ほんとに千枚にたどり着くのか~!?(-_-;)
・・・たどり着かせます!!
現在、現地へ教えに行ってくれる「先生」を募集中!
(残念ながら今のところ、交通費もすべて自腹。)
「先生」は難しいことをするわけではなく、ちょっとした歴史解説と木炭の使い方の説明ですので、
ご興味ある方はお気軽にご連絡ください!
レンジ
展示イメージCG合成写真
★第一回レポート★
3月26日、岩手県大船渡市で、
「千人仏プロジェクト」絵画ワークショップ第一弾が開催されました。
会場となった大立応急仮設住宅。
仏を描くなんて辛気くさい!と嫌がられるのでは、、、との心配もありましたが、
第1回目としては、予想をはるかに超える方々がご参加くださいました!
まずはかるく自己紹介&レクチャー。
絵画を教えること、習うこと、美術の石膏デッサンと東洋の仏像について、などなど。
木炭と練りゴムの使い方を説明して、さっそくスタート~
「絵なんて描いたことないし、はずかしいわよ~」と言いながら、どんどん手が動きます。
地元大船渡で美術教員をされている小野寺先生が、かけつけてくださいました!
完成した作品を並べて、講評会~
参加者のみなさん、ご自身の作品の出来栄えに爆笑コメント連発、、、大盛り上がりでした。
でも、
「はじめは絵なんて難しいと思っていたけど描いていてすごく楽しくて、
もっとやりたいと思った。参加してよかった。」
というまっすぐな感想をいただいて、やってよかった!と心から思える時間でした。
最後にみんなで記念撮影!
作品群。一枚一枚味わい深い作品となりました。これが1000枚集まったら、、、、、
すごいことになりそうな予感がします。。!
地元で協力してくださる美術の先生や、今後の展示会場なども募集・検討中です。
ご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひご連絡をお待ちしております!!
お問合せ:info@lukanose.com
~~大船渡市を訪れて~~
(海岸沿い。遠景に、津波に耐えた「奇跡の一本松」)
大船渡市内はいたるところでガレキの撤去や修復工事が進み、
ぱっと見はまるで、大規模な新興開拓地のような印象を受けました。
大船渡に来る前に、丸の内でやっていた「3.11以前」という写真展を観に行きました。
「被災地」「被災者」と呼ばれる前の、東北の風景や人々の営みの写真がずらりと並んでいました。
たった一日で押し流され、わずか一年で更(さら)地となった広大な土地を目の前にして、
その上にかつて存在していた家や商店、生活、日常に思いを馳せました。
(大船渡駅付近の一帯)
この日もがれき撤去のボランティアや被災地ツアーの姿をみかけましたが、
当初のショッキングな光景が消え去り、震災の「風化」を心配する声もあがります。
家や家族を失い、日常を取り戻そうとされている方々の気持ちが、
物理的な復興の中で置き去りにされることがないように。
絵画でなにができるか、と企画し、動きはじめた今回のプロジェクト。
風化を防ぐのは、復興に向けて前進する街を訪れる私たちの
「想像力」に他ならないと、強く感じた2日間でした。
webアルバムはこちら
(m.kaneko)
by renji-misugi
| 2012-03-29 17:32
|
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絵を楽しく味わいつつも技術も歴史も学びましょう!
by renji-misugi
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